十干十二支 意味|甲乙から癸まで六十干支の成り立ちと読み方
四柱推命・基礎知識シリーズ第4弾!これまで【陰陽五行とは】(陰陽五行の記事)や【命式の見方】(四柱推命 命式の見方)を解説してきました。今回ご紹介するのは、そのすべてのもとになった「十干十二支(じっかんじゅうにし)」です。
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十干と十二支は、私たちになじみ深い「干支(かんし・えと)」の原点となった考え方。この記事では、十干十二支それぞれの意味と、六十干支(ろくじっかんし)がどう生まれたのかをやさしく解説します。四柱推命や九星気学を読むうえでも欠かせない基礎知識です。
十干十二支の基本的な意味
十干とは、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと) の10文字を指します。2文字ずつを「陽(え)」と「陰(と)」のペアとして読み、万物の栄枯盛衰を表すとされます。
十二支とは、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い) の12文字です。もとは木星(歳星)の12年周期の運行をもとに生まれた考え方で、草木の芽生えから枯れるまでの自然のサイクルを象っています。なお十二支の漢字は、もともと動物を指すものではなく、万物の生命の成長過程を表す文字に動物が当てはめられたと言われています。暦や方位で用いる「ね・うし・とら…」は訓読みで、暦の計算や占術の場面では子(し)・丑(ちゅう)・寅(いん)……亥(がい)という音読みも使われます。
| 十干 | よみ | 五行 | 陰陽 |
|---|---|---|---|
| 甲 | きのえ | 木 | 陽 |
| 乙 | きのと | 木 | 陰 |
| 丙 | ひのえ | 火 | 陽 |
| 丁 | ひのと | 火 | 陰 |
| 戊 | つちのえ | 土 | 陽 |
| 己 | つちのと | 土 | 陰 |
| 庚 | かのえ | 金 | 陽 |
| 辛 | かのと | 金 | 陰 |
| 壬 | みずのえ | 水 | 陽 |
| 癸 | みずのと | 水 | 陰 |
十干十二支を持つ人の性格特徴
十干は五行(木火土金水)と結びついており、それぞれの性質が人の傾向に重ねて読まれます。「木」は伸びやかさと成長、「火」は情熱とエネルギー、「土」は安定と慈しみ、「金」は規律と研ぎ澄まし、「水」は流れと柔軟さを象徴するとされます。
たとえば「甲(きのえ)」は陽の木。姿よく伸びる大木のように、前向きでリーダーシップがある傾向があります。一方「乙(きのと)」は陰の木で、つる草のように柔軟に環境になじむ性質があると言われています。陰陽五行の記事と合わせて読むと、この「木火土金水」のバランスの見方がより深まります。
十干十二支から読む恋愛傾向
十二支のなかには、動物の性質になぞらえた象意もあります。たとえば「午(うま)」は行動的で情熱的、「卯(う)」は穏やかで調和を好む、といった具合に、相性や関係性の読み解きの材料にされます。
四柱推命では、日柱の地支(十二支)がパートナーを表すとされるため、ご自身の干支がどのような性質を持つかを知ることは、人間関係を考えるヒントになります。
十干十二支の仕事・適職
十干の五行性質は、働き方の適性を考える目安にもなります。「金」の性質を持つ人は精度やルールを重んじる職種に、「水」の性質を持つ人は変化やコミュニケーションを活かす分野に向く傾向があると言われています。
あくまで傾向の一助として捉え、ご自身の強みを知る手がかりにしてください。
十干十二支の運勢の流れ
十干と十二支を組み合わせると、十×十二=六十通りの組み合わせが生まれ、これを「六十干支(ろくじっかんし)」といいます。組み合わせる際は必ず「陽の十干と陽の十二支」「陰の十干と陰の十二支」のように同じ陰陽同士が結びつき、60番目の「癸亥(みずのとい)」で一巡します。60年で一周するこのサイクルは、昔から年号や運勢の目安として使われてきました。
干支は12年ごとに巡ってくるため、ご自身の本命の干支年にあたる年を意識すると、運気のリズムを感じやすくなるでしょう。あなたの生まれ年の干支は、何の性質を持っていますか?
よくある質問
Q: 十干と十二支の違いは?
A: 十干は10の基本原理、十二支は12の自然サイクルを表し、組み合わせて干支になります。
Q: 六十干支はどうやって決まる?
A: 十干と十二支を陽同士・陰同士で組み合わせ、60通りで一周する仕組みです。
Q: 干支は生まれ年だけで決まる?
A: 年だけでなく、四柱推命では月・日・時にも干支が割り当てられます。
Q: 十干の「え」「と」は何?
A: 「え」が陽、「と」が陰を意味し、五行の性質の表裏を分けています。
Q: 干支は占い以外に使われる?
A: 昔は年号や暦、方位など幅広い暮らしの目安として用いられてきました。
